整体とマッサージの違い

整体とマッサージでは、施術方法に違いがあります。
整体が体の歪みを正位置に戻すことで痛みや不具合を改善するというのに対し、マッサージは体の筋肉をほぐすことによって、血液やリンパの流れを良くし、痛みや不具合の改善を行うといった施術となります。

まず整体ではおもに、関節の歪みやズレを元の位置に戻して、体全体のバランスを整えるといった施術が行われます。
整体では痛みや不具合の生じる原因は骨の不正位にあると考えられており、骨を正常な位置に戻すことによって、症状を根本的に改善するといった手技が施されています。
そしてマッサージではおもに、体を揉む・押す・叩く・さするなどして、硬くなった筋肉をほぐす施術が行われています。
硬くなった筋肉がほぐされることによって、痛みなどの症状が緩和されることとなります。
ただし症状は一時的には緩和されますが、時間が経つにつれて、元の状態に戻る場合が多くなっています。

また整体とマッサージは、資格にも違いがあります。
整体師の資格は民間資格となりますが、マッサージ師の資格は、「あん摩マッサージ指圧師」と呼ばれる国家資格となっています。
整体師の資格は養成スクールや通信講座などを修了することによって比較的簡単に取得することが可能ですが、マッサージ師の資格を取得するためには、国の指定する養成学校を修了したのち、国家試験に合格するということが必要となります。
また整体師として働く場合には必ずしも資格は必要とされませんが、マッサージ師として働く場合には、必ず資格が必要となります。